イノセントな一日
序章(扉)
小さな光が
そっと 世界におりてきた
色のない朝の息のなかで
1章 めざめ(5時)
ひかりのなかで
ちいさなまなざしが ひらく
まだことばもない
ただ 世界のやわらかさを
すいこむだけの瞳
2章 そよぎ(7時)
あさのかぜが
そっと ほほを なでる
しらない色が
しずかに こころに
とけていく
3章 ひるまえ(11時)
ちいさな胸に
ひかりのいきが すんでいく
みつめるものすべてが
あたらしい
まだ名前のない きらめき
4章 ひる(13〜16時)
世界がすこし
おおきくみえる
まっすぐに
ひとつの星を
みつめるように
5章 ねむり(17時以降)
ねむりのいろに
ほしのひかりが よりそうだけ
終章(デッサン)
そして ひかりは
かたちをえた
こころの奥で
そっと息をするように
世界へ ふれてゆく
エピローグ
Eternities Innocent
永遠のイノセント
このちいさな1日は、
やがて永遠の物語となる。
AIアストロロジア – Sonne






